利益改善の先で、必ず直面する「選択」の問題に向き合う
利益改善をやり切った社長ほど、次に悩み始めます
- 利益は以前より出るようになった
- 数字もある程度、見えるようになった
- それでも、どこかに限界を感じている
例えば、こんな感覚はありませんか?
- これ以上の改善は、現場を削るだけな気がする
- 商品や客層に「無理」が出始めている
- 社長の判断が、どんどん重くなっている
- 頑張れば伸びるが、「楽になる未来」が見えない
これは失敗ではありません。
むしろ、健全な状態です。
なぜならそれは、
「改善のフェーズ」を卒業し、「選択のフェーズ」に入ったサインだからです。
事業構造転換プログラムとは?
事業構造転換プログラムは、
売上や経費を“改善”するためのものではありません。
このプログラムが扱うのは、次の問いです。
・どこで戦うのか
・誰のための事業なのか
・何をやらないと決めるのか
つまり、
「この会社は、どうやって利益を生み続けるのか」
という構造そのものを見直します。
多くの会社が、この段階で間違える理由
利益が出始めた会社ほど、次のような選択をしがちです。
- もっと売ろうとする
- 事業を広げようとする
- 新しい施策を次々に足す
しかし、その結果、
- 会社が複雑になる
- 現場が疲弊する
- 社長の判断が追いつかなくなる
という事態に陥ります。
これは、能力や努力の問題ではありません。
「戦う場所」と「やらないこと」が決まっていないまま、
アクセルを踏んでいるだけなのです。
戦略とは、計画ではなく「決断の集合体」
当事務所が考える戦略とは、
立派な資料や長期計画のことではありません。
戦略とは、
- 何をやらないと決めること
- 勝てない土俵から降りること
- 社長の時間を使う場所を絞ること
その一つひとつの「決断」そのものです。
このプログラムでは、
利益改善(利益構造設計)で見えてきた数字を土台に、
「では、どの選択肢を捨てるのか?」
を、社長自身の言葉で決めていきます。
このプログラムで扱うテーマ
1|改善の限界点を可視化する
まず行うのは、
「これ以上、何をしても伸びにくい領域」を明確にすることです。
- どの数字が、もう動きにくいのか
- どこに無理が出始めているのか
これにより、
「頑張り不足ではない」ことを数字で確認します。
2|儲かる構造/儲からない構造を比較する
次に、
他社・他業種のビジネスモデルを比較しながら、
- なぜ、あちらは楽そうなのか
- なぜ、こちらは忙しいのか
を構造で捉えます。
ここで多くの社長が、
「今のやり方は、選択肢の一つに過ぎなかった」
と気づきます。
3|戦う場所を定義し直す
- 誰の、どんな課題を解くのか
- どの市場・客層に集中するのか
- どこでは戦わないのか
を、改めて言語化します。
これは拡大の話ではなく、
集中の話です。
4|やらないことを決める
戦略の本質は、「足すこと」ではありません。
- 商品を減らす
- 顧客を選ぶ
- 業務を手放す
こうした「捨てる決断」を、
社長自身が納得して行います。
5|利益構造を“方向性レベル”で再設計する
ここでは、細かい計画は作りません。
- どこで利益を取るのか
- 何に投資するのか
- どこは効率を求めるのか
という大枠の設計思想を固めます。
6|次の成長フェーズを定義する
最後に、
- 組織化が必要なのか
- 標準化が先か
- DXや仕組み化に進むべきか
を整理します。
この段階で、
「社長の仕事そのものを再設計する必要性」が明確になります。
このプログラムの位置づけ
事業構造転換プログラムは、
- 利益改善(利益構造設計)の延長であり
- 社長業設計(意思決定構造設計)への入口
という位置づけです。
いきなり抽象的な話には進みません。
必ず、
数字 → 構造 → 決断
という順番を守ります。
このような社長におすすめです
- 利益改善は一定やり切った
- これ以上の改善に違和感がある
- 事業のやり方そのものを見直したい
- 拡大より「持続する形」を作りたい
その先にあるもの
戦略と構造を見直すと、必ず次の問いに行き着きます。
- 社長は、何を決める人なのか
- 社長の時間は、どこに使うべきか
- 判断が滞らない仕組みはどう作るのか
これらを体系的に扱うのが、
「意思決定構造設計プログラム」です。
無理な提案はしません
当事務所では、
- 今は利益改善だけで十分な方
- 今は戦略を考える段階ではない方
に、次のプログラムを無理に勧めることはありません。
必要になったときに、必要な分だけ。
それが、社長の判断力を奪わない支援だと考えています。
次の一歩について
事業構造転換プログラムは、
「会社の伸ばし方を決め直すための時間」です。
改善を重ねる前に、
一度立ち止まって考えたい社長のためのプログラムです。
